第5位 エリザベートのトート
明日海りお(みりお)さんのトート閣下は、これまで他の人が演じたトートと全然違います。
死神なのに、ハートが熱い!!
シシィ(エリザベート)からフラれ、ショックを受ける表情や、猫を〇ろしたという、子供ルドルフの言葉に「うわっ」って表情をしたりと、とにかく想いがあふれているトートです。
そしてこの作品は、劇中がほとんど楽曲でできていて、演者にとってはとても難しい作品なのですが、とにかく伸びやかな歌声にしびれます。
クライマックスで蘭乃はなさん演じるシシィが、明日海りお(みりお)さん演じるトートの胸に飛び込むシーンがあるのですが、この時、しっかりとその喜びをかみしめてから抱きしめる明日海りおさんの表情に、胸が締め付けられる程、幸せな気持ちになります。
この作品のもう一つ、キュンキュンするところは、お芝居がおわり、ショーの際、男役さん達のダンスが本当に超かっこいい!!
そこも一緒に楽しんでくださいね。
ちなみに明日海りお(みりお)さんは、2009年の新人公演でエリザベートのトートを演じていました。
新人公演の時から上手で美しかったな。
2009年月組エリザベート新人公演。歌唱がまだ発展途上の方が多いなか、明日海りおは堂々たるトート。でも最後の挨拶が声・内容とも初々しかった。観れてよかった。 pic.twitter.com/kjeB9biYxl
— Tatsuhisa (@tatsuhisa33) November 4, 2019
第4位 「春の雪」松枝清顕
栄えある第4位は、三島由紀夫さんの原作、春の雪の清さま。
この楽曲も素敵なんですよ。
雪の降る温泉地でダウンロードして何度も聞いちゃったくらい、趣があります。
まだトップになる、はるか前の作品で、宝塚のバウ劇場で、明日海さん用に用意された作品です。
相手役は、咲妃みゆさん。
この当時の咲妃みゆさんって、そんなにきれいではなかったのですが、今すごく美人になられましたよね。
バウという劇場なので、大掛かりな舞台装置は用意できないものの、馬車がパカッと二つに割れたり、芸術性の高い演出がちりばめられていて、驚きもありました。
明日海りお(みりお)さんの最初の登場がまたすごいんです。
布の演出と、凛とたたずむお姿が、息を飲むほど美しい登場でした。
清様の不器用なところが、またつんつんしててカワ(・∀・)イイ!!
明日海りお出演 おすすめ作品ランキングベスト3!!
いよいよラストスパートです。
待ちに待ったベスト3を発表したいと思います。
ベスト5までは、結構ばらけていたのですが、このベスト3は、明日海りお(みりお)さんファンの多くが共通していましたね。
第3位 『雪華抄/金色の砂漠』ギィ
生まれた時から姫に、奴隷がつき、寝る時もずっと一緒。
明日海りお(みりお)さんの奴隷がめちゃかっこいいんです。
「こ~の~砂漠の~ど~こ~か~に~♪」と楽器を持って登場して、すぐさま激しい音楽に変わり、消える!
ここ、何度も巻き戻したくなるオープニングです。
明日海りお(みりお)さんって歌うまだから、歌から始まる作品多い中、この作品の劇中歌も、切ない曲でしびれます。
相手役の花乃まりあさんを襲うシーンが、また色っぽかったですね。
また、驚いたのが、明日海りお(みりお)さんが子供役を演じて全然違和感ないんです。
今でこそ、ポーの一族で、子供役の明日海さんはみんな見慣れてきたかもしれませんが、この時はトップになってから初めての子供役だったので、「凄いなこの人、全然おかしくない」と驚いたのを思い出しました。
また影のある役を演じさせたらピカ一なので、明日海りお(みりお)さんの妖艶な魅力がこの作品にはぴったりでした。
それでは子供役も演じている明日海りお(みりお)さんをどうぞ。
2分30秒からギイのシーンになります。
第2位 『CASANOVA』ジャコモ・カサノヴァ
関係した女性の数は千人以上と世界1のプレイボーイと呼ばれる遊び人ジャコモ・カサノヴァを明日海りお(みりお)さんが、かっこかわいく演じていました。
モテモテで遊び人なのに、なぜか憎めないんですよね。
仙名さん演じるベアトリーチェもすごく魅力的で、2人の掛け合いがくすっと笑ってしまうシーンも多く、ファンを虜にしました。
前半で赤いドレスの娘役さんたちに囲まれて歌う、明日海りお(みりお)さん。
かっこよすぎて、もう他に表現できません。
かっこいいの極みです!!
こういうプレイボーイが本当にいたら、ぜったい諸将来浮気されるよなって、一途になれるとは思えないんですが、まあそれも物語なのでよしですね( ´艸`)
第1位 『ポーの一族』エドガー・ポーツネル
そして、明日海りお出演作品人気ランキングの第1位は、ポーの一族のエドガーでした。
明日海りお(みりお)さんも、宝塚の千秋楽で、エドガーにもう会えなくなるのが寂しいと言っていたので、また再演が決まって、ファンはもちろん、本人も嬉しかった事でしょう。
ポーの一族は、漫画家の萩尾先生の作品です。
かねてから小池修一郎先生が、やりたかった作品だったけれども、できなかったそうです。
『明日海りお(みりお)なら演じられる!!』
そう小池修一郎先生は確信し、長年の想いを形にする事ができたんだとか。
小池修一郎先生の思い通り、明日海りお(みりお)さんは、見事なまでにバンパイヤ、エドガーを演じました。
人間ではない人間に未練のある美しい少年エドガー。
明日海りお(みりお)さんでなければ、出来なかったのではないでしょうか。
相手役の柚香光さんが、またいいんですよね。
この作品は私はありがたいことに3列目で見る事ができたのですが、細かった。。。
明日海さん。。
また柚香光さんとの共演で、やってくれないかな。
小池修一郎先生、お願いします!!
そして、宝塚退団後、あの感動が再び戻ってきた!!
2021年新制 明日海りお(みりお)のエドガー
という事で、明日海りお(みりお)ファンのみんな選ぶ、好きな作品、キャラクター、役ランキングベスト10をおとどけしました。
私の好きな、おすすめ明日海りお出演作品
皆と同じようで、みんなとちょっと違うかもしれません。
ちょっとマニアックかも。
ベスト10 選べない他全部♡
ベスト9 二人の貴公子のアーサイト
ベスト8 STUDIO54 全米ナンバーワンに上り詰めたロックスター、Z-BOY!
ベスト7 カサノバ
ベスト6 アリスの恋人ルイスキャロル
ベスト5 ロミオとジュリエットのティボルト
ベスト4 ポーの一族のエドガー
ベスト3 『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』『Mr. Swing!』ジェラール
ベスト2 ロミオとジュリエットのロミオ
ベスト1 エリザベート
ベスト3の 『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』『Mr. Swing!』は、花組トップが蘭寿とむさんの時代の作品で、明日海りお(みりお)さんは、月組から移動したばかりの2番手さんだった時なんですね。
花組に来てまだ間もない事から、周囲への遠慮もあるのかな、ちょっとあどけない雰囲気もあり、かわいかったです。
またこの作品はショーが凄くて『Mr. Swing!』の時の男役さん達が横一列にならび、帽子ダンスをするんですが、娘役さん達もキャーキャー言ってました。
メンバーもとにかく豪華なので、個人的に、絶対見てほしい作品です。
また、ベスト8に選んだSTUDIO54での明日海さんは、まさにわがままなホストみたいで、ほんと、少年ぽさに惚れますよ。
観ていない方は、STUDIO54の明日海りお(みりお)さんがさん見たら、知ってよかった!ってきっと思ってもらえると思いますのでよかったらどうそ。
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全部見てほしいですが、ランキングのベスト6より前は、明日海りお(みりお)さんを知るうえで観たらいいかもって思いました。
また、明日海りお(みりお)さん自体がビルが好きなので、明日海りお(みりお)さんと今後共演される俳優さんたちとかは、ミーアンドマイガールを見てほしいです( *´艸`)
そんな羨ましい人がこの記事にたどり着くことはないかもしれないけれども(笑)
明日海りお(みりお)さんがさん、CDも出しているよん(*´▽`*)
という事で、今回はこの辺で。
最期までおつきあい頂きありがとうございました。