こんにちは!あいです。
日本の男子フィギュアスケート界を牽引してきたレジェンドで元フィギュアスケート選手の小塚崇彦さん。
エモーショナルな滑りで、多くの人を魅了してきた小塚崇彦さんですが、2016年3月に突如引退を発表しました。
彼のすべりには知的な情感を感じていただけに、私個人としては、もっと選手としても見ていたかったので残念でした。
スケート選手からは遠ざかった現在、小塚崇彦さんはどのようなお仕事や活動をされているのでしょうか。
という事で今回は、『小塚崇彦の今現在の仕事や活動が凄い!本人が語る現役スケート選手を引退し辞めた理由』ついて調査しました。
さくっとわかりやすくまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
【小塚崇彦の今現在】スケート選手を引退した理由
2016年にプロのスケーターとして現役引退した小塚崇彦さん。
2010年のバンクーバー五輪で8位に入賞し、翌年の世界選手権では銀メダルを獲得、その後も数々の実績を出し続けた実力者の選手がなぜあのタイミングで引退を決断したのでしょうか。
まだまだ実力としては上をめざせたはず・・・
小塚崇彦さんが引退をした理由について、インタビューでこのように明かしています。
大きな出来事としては、2015年末の全日本選手権のFS(フリースケーティング)で最後のポーズをとった瞬間に、ふと感じるものがあったんです。そのときに「これが引退するタイミングなんだ」と思い、そこから(佐藤)信夫先生に話をして、(所属先の)トヨタの上司に話をし、全日本に出ていた仲間たちに話をし、そういう流れで少しずつ話をしていったという感じです。
世界でもトップクラスの評価を受けていた滑らかで美しいスケーティングでした。
前半で転んでしまった小塚崇彦さんですが、この時悔しいという思いよりも別の感情が湧いていたそうです。
本来ならば演技前半で失敗しているし、悔しい感情が出てくるところで、気持ちがシュッと抜けるというかそういう状態になってしまったので、「これが終わるタイミングなんだな」と思ったという感じです。
このように、2015年末から、引退を確固たるものとしていた小塚崇彦さんですが、そう思わせたのは、やはり『先天性の病気と怪我』が大きく影響しているようです。
もともと先天性のものなので、ケガなのか病気なのかというのもあるんですけど、そこはもう割り切っていましたね。今そのときにやれることをやるしかないと思っていたので。もちろんリハビリもしましたし、トレーニングもしました。できる範囲で体を動かして、氷に戻ったらすぐにちゃんとできるように、ケアもしながらやっていました。
小塚崇彦さんの先天性の病気は『先天性臼蓋 (きゅうがい) 形成不全』というものです。
この病気がわかったのは、割と遅めで、2010年の五輪の後である2012-2013年シーズンの頃だったのだとか。
その為、このシーズンの後半は治療に専念していました。
そして2014-2015年シーズンでは、怪我を乗り越え、全日本選手権で3位に入賞、1月の四大陸選手権では2位を獲得すると、「せっかく自分の体を知ることもできたし、ここで引退するのは自分としても惜しい」と感じた事から、現役を続行したのです。
本来であれば、先天性の病気が判明したところで引退してもおかしくないどころか、この病気は思い荷物を持つことや女性であれば例えばハイヒールを履くことさえもやってはいけないことなので、病気を抱えながら、膝に負担のかかるフィギュアスケートは皆無に近い事だったはず。
病気がわかってからもその後、4年もプロのスケーターとして続けてこられた事が奇跡だと思います。
とてもすごい精神力の持ち主なのではないでしょうか。
2016年に引退を決め、先生方に告げると、先生方もこの時そろそろ引退かと感じるものがあったようです。
「点数なんていいから、1点なんかいいから」と言っているような感じで最後のFSで落ち着いていたそうです。
先生方から見ても、膝はギリギリだったのかもしれませんね。
【小塚崇彦の今現在】アイスショーも引退?出演しない理由
もちろん、今後、気持ちが変わる事もあるかもしれませんし、状況が変化する事だってあると思いますが、実際に引退した際はどうだったのでしょうか。
引退した2016年3月の翌月である4月17日に「スターズ・オン・アイス」の東京公演に出演し、翌2017年7月14日から「プリンスアイスワールド東京公演」へ出演しています。
その後、2019年頃までちょこちょこと出場していましたが、その後はコロナ禍が影響していたりもあると思いますが目立った出場はしてません。
その理由は、かつてこのようにインタビューで明かしています。
スケートはやはり毎日滑っていないと良いパフォーマンスを出せないと思うんですよね。仕事をやりながらそれができるかと言うと、僕はそんなことはないと思っています。アイスショーに惰性では出たくないし、今の僕は社業に専念すると決めたので。社業をやりながらアイスショーに出演できるレベルを保てればいいとは思いますが、僕は無理です。
つまり、お客さんに見ていたただく以上は、全力で取り組み完成したパフォーマンスでなければならないというプロ意識からの判断だったようです。
小塚崇彦の今現在の仕事は?
小塚崇彦さんの現在の仕事は、自身のHP上に、以下のように紹介されています。
現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフ、モータースポーツなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOCオリンピックムーブメントアンバサダーなど様々な方面で活躍。今年は東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー(スケート教室)を開催。
東京2020、札幌2030招致を含めたウィンタースポーツからの盛り上げにも挑む。
なお、小塚崇彦さんのインスタグラムやTwitterページには、現在このように紹介されています。
@toyota_jp 🚗社員
北京オリパラもtoyotatimes 📺で全力応援📣
東京・二子玉を中心に 日本各地で小塚アカデミーを開催中❄️
小塚ブレード、tobihaを開発中⛸
芸術花火シリーズ🎆SPL
つまり小塚崇彦さんの現在は、
・トヨタ自動車に所属し、トヨタの中で強化運動部の業務。(2016年~)
・レーシングチームの『埼玉トヨペット Green Brave』が開催する育成プログラム入りしレーサーになった。(2018年1月~)
・地元・名古屋市内の企業と共に開発したフィギュアスケート用の新ブレード販売。(2018年~)
・「小塚アカデミー」を開講(2018年12月~)
短期フィギュアスケート教室を全国各地で行い、フィギュアスケートの普及に努めている。
・FORM JAPAN ENTERTAINMENTに所属し、芸能活動開始(2019年7月1日より)
上記が主な仕事内容になっているようです。
それにしても、オートレーサーにまでなっていたなんて驚きです!
そしてこれまで小塚崇彦さんがプロのスケーターとして経験し、抱えていた問題解決を、小塚さんが開発した新ブレードによって実現した事も素晴らしいですね。
「人の手で溶接することから品質にバラつきが生じ、選手は品質の違いを技術力でカバーする必要があった。99%同じ製品が出来上がります」
と、小塚崇彦さんが自信を持って完成したブレードの気になる価格は、17万5000円(税別)と、従来の物よりも10万近く割高ですが、耐久期間に大きな差があるそうです。
従来のブレードは男子は1~2カ月、女子は8~9カ月で交換するところ、小塚崇彦さんが手掛けたブレードは16カ月は使えるそうなので、トータルで逆に安くなるみたいですね。
交換する時間と手間を考えても、いい物が完成できましたね。
小塚崇彦の今現在の活動の場面は?
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トヨタイムズの出演をされている小塚崇彦さん。
トヨタは、2019年から自ら情報発信、CMとネットを融合させたオウンドメディアを立ち上げていて、アナウンサーの方が転職されたりと、メディアに力を入れている事から、スポーツに関するコメンテーターや取材など、小塚崇彦さんにとってやりがいのある業務なのではないでしょうか。
この日は「Toyota Times Athletes Now」のアスリートキャスターを務めていますね。
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自身の本の執筆/出版、そして発売イベントでの様子です。
この著書は、小塚崇彦さんの長年の体験を元に、小塚さんの視点からフィギュアスケートの技術や見どころ、試合の流れや選手の心理などを解説した一冊なのだそうです。
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YORU MACHIスペシャルアンバサダーをされている小塚崇彦さんは、この日サプライズで訪れ、子供達と一緒にスケートを楽しんでいます。
こうしてフィギュアスケートの普及活動を精力的に行っているんですね。
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そしてレーサーにもなった小塚崇彦さん。
小塚選手の所属チームは「埼玉トヨペットGreen Brave」だそうです。
ちなみに小塚崇彦さんはアマチュアクラスでの参加で、決してプロデビューしたわけではないようです。
このチームでは、クルマの整備やレースの運営は、全てトヨタのスタッフで行うのが特徴で、アマチュアクラスと言っても、チームにはプロドライバーも所属していて、小塚崇彦選手さんはしっかりプロからトレーニングやアドバイスをされています。
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小塚崇彦さんは、このレースに出場するために必要な資格である、国内A級ライセンスを取得されています。
このオートレーサーのライセンスを取得するには、養成所に入らなくてはならなく、原則として2年に1回、養成所の入所試験が行われています。
試験の合格率はとても難関で、合格率は、5~6%と難しい試験のようです。
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2019年 | 337人 | 20人 | 5.9% |
2017年 | 307人 | 20人 | 6.5% |
2015年 | 436人 | 20人 | 4.6% |
小塚崇彦さんはこの難しい試験をわずか2カ月半で取得したというから、いかに頭がいいという事がわかりますね。
【小塚崇彦の今現在】そもそもなぜトヨタ?
2016年3月、フィギュアスケート選手としての現役引退を発表した後、小塚崇彦さんは、同年4月に中京大学大学院体育学研究科体育学専攻博士前期課程を修了しました。
大学には、2011年4月から中京大大学院に進み、スポーツの動きをいろいろな方法で測定し、数値化するスポーツ応用を学んできたようです。
そして、スケートの為に休学した時期があった事から大学院を修了するまでに5年かかりましたが、引退と同時に無事修了し、同年4月から、トヨタ自動車でスポーツ関連の仕事に携わってきました。
小塚崇彦さんは、そもそもなぜ、企業への就職を選択し、さらにトヨタを選んだのでしょうか。
一般人のわたしからすると、プロのスポーツ選手から会社員になる事について、異色の経歴のイメージですが、小塚崇彦さんは父親から、「合う合わないは別として、1回社会に出て揉まれなさい」と教育をされてきたそうです。
社会経験をしてからスケートの指導者になるでもいいから、1度はとにかく出て学ぶよう教えられたのだとか。
実際に社会に出てプロのスケーター人生とは違う、貴重な経験をされたそうです。
「やっぱり全然感覚が違いましたね。選手の時って口に出したらそれを周りが全部やってくれていたのが、(一般企業では)自分で組み立てて上司を口説き落とさないといけなくなるじゃないですか。スケートのプログラムを作るとか、自分を作ってもらうというふうに考えれば、似てるっちゃ似ている部分もありますが・・・。でもそれって、そこに行ってみないとわからなかったことだなって思いました。企画書を作って提案して通してもらい、実行する時にも違う人たちが関わっていて・・・。アイスショーなんかでも、スタッフの方が周りにいるけれども、それ以外のところにも頑張ってくれている人たちがいる。そういった深いところまで見えていなかったなって思いました。企業で働いて良かったと思っています」
小塚崇彦さんのように、選手から社会人になるケースは海外ではよくある例なのだとか。
そして、トヨタがいいと思った理由をインタビューでこのように明かしています。
トヨタ自動車という世界的な企業でやっていきたいなというのが大きな理由です。あとは僕がスケートで滑る以上に、そこには僕が勉強できること、学ぶことがあると思っていて、期待して入社するという感じです。
それに加えて、豊田章男社長の存在も大きいです。すごく現場を大切にされている方で、スケート界で考えると現場イコール選手じゃないですか。その選手を大切にする、現場を大切にされる方で、しかも世界的にあの規模の会社を経営する方のもとでやってみたいと思ったというのもあります。
トヨタ自動車は、会社創立以来、スポーツに力を入れ、深く関わってきた歴史があります。
その為、小塚崇彦さんがトヨタで働くことで、これまで経験した事はより深くなるかつ、さまざまな種目のスポーツ選手が在籍している為、これまでフィギュアしか知らなった小塚崇彦さんにとって、また違った角度からフィギュアを見る事ができるようになるのではと感じたようです。
視野を広げて、多くを学んでいきたい小塚崇彦さんにとって、とても魅力的な会社だったから入社されたんですね。
小塚崇彦の経歴・プロフィール
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名前:小塚 崇彦
生年月日:1989年2月27日
出身地:愛知県名古屋市生まれ
学歴:聖心女子大学文学部卒業
身長:170cm
血液型:B型
家族:親族: 小塚光彦 (祖父); 小塚嗣彦 (父)
主な成績
- ’11年世界選手権 銀メダル
- ’11年四大陸選手権 4位
- ’10年全日本選手権 優勝
- ’10年GPファイナル 銅メダル
- ’10年GPシリーズ フランス大会 優勝
- ’10年GPシリーズ 中国大会 優勝
- ’10年世界選手権 10位
- ’10年バンクーバー五輪 8位
フィギュアスケート選手だった祖父と両親の影響を受けて5歳から本格的に競技に取り組み、2005年ジュニアGPファイナルと2006年世界ジュニア選手権で優勝。シニア参戦後は2010年バンクーバー五輪8位、2010年全日本選手権優勝、2011年世界選手権では銀メダルを獲得する。2015年全日本選手権を最後に現役を引退。2016年中京大学大学院修士課程修了(体育学)。現在はトヨタ自動車所属。スケートのブレード開発やJOCオリンピック・ムーブメントアンバサダーなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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【2024年】小塚崇彦の今現在の仕事や活動が凄い!本人が語る現役スケート選手を引退し辞めた理由をまとめ
今回は、元フィギュアスケーターの小塚崇彦さんの今現在について調査しました。
小塚 崇彦さんの現在まとめ
・小塚 崇彦さんは、現在、トヨタ自動車に所属しながら、スポーツキャスター等のメディア活動やスケートスクール開講、スケート用具開発、イベント参加、本の執筆出版を通して、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動をしている。
私生活では結婚や子供さんの誕生、そして離婚を経験され、さらに女性問題等の報道があったりもしましたが、スケートの分野では、現状維持ではなく常に新しい取り組みをされながら、熱心にそしてひた向きに頑張っている姿が見えました。
持ち前のセンスの良さを生かし、これからも、スケートの世界を広げていってほしいです。
マイベストフォーユーはそんな小塚崇彦さんを応援してまいります。
最後に、とっても素敵だったので小塚さんの唄えばで締めくくりたいと思います。
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という事で、今回は最後までお読みいただきありがとうございました。