2023年ドラフト会議で、DeNAに1位指名され注目されている度会隆輝選手。
過去には、指名漏れも経験していることから、1位指名の結果は、家族みんなで大喜びされている姿が印象的でした。
さてそんな度会隆輝選手のご家族は、野球一家で、特に父親がとても有名な人というのは、野球好きな人にとっては周知の事と思います。
そこで今回は、改めて、度会隆輝選手のご家族について、度会隆輝選手の成長の陰には、家族の協力あっての事と思いますので、エピソード度共にご紹介したいと思います。
度会隆輝選手の家族構成
度会隆輝選手の家族構成は、以下の4人家族です。
●父親:度会 博文
●母親:度会 祥子
●兄:度会 基輝
●本人:度会 隆輝
度会隆輝選手の父親は元ヤクルトの度会博文内野手で現在は?
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度会隆輝選手の父親は、元プロ野球選手でヤクルトの度会博文内野手です。
現役時代は、親しみやすい人柄に加え、代打や守備固めとしてスーパーサブ的な役割を担うことで人気の選手でした。
1993年ドラフト3位でプロ入り、2008年に引退をされています。
現役引退後は球団職員として広報や営業部試合運営グループに勤務したり、ヤクルトジュニアチームの監督を務めています。
さらに2022年4月に開校したヤクルトアカデミーの設立準備室の責任者や、同アカデミーのヘッドコーチを務めたりと、引退後も野球界に貢献されています。
度会隆輝の父親プロフィール
名前:度会 博文
読み方:わたらい ひろふみ
生年月日:1972年1月26日
出身地:千葉県船橋市
身長:181cm
職業:元プロ野球選手(ヤクルトスワローズ)
現在は、ヤクルトジュニアチーム監督、ヤクルトアカデミーのヘッドコーチ
投打:右投右打
ポジション:内野手、外野手
2008年の引退試合では、長男次男の2人がバッテリーで始球式を行ったことが印象に残っているファンも多いのではないでしょうか。
今度は父親が息子の為の始球式に登場する日がくるかもしれませんね。
父とのエピソード
ところで、父親は右打ちですが、度会隆輝選手は左打ちなんですよね。
度会隆輝選手は野球を始めた最初の時から左で構えていたそうです。
父親は治さず、いい構えをしていたため、いじらずにあえてそのまま打たせたことで、現在の度会隆輝選手の成長につながったようです。
現役時代、入団してすぐに右肩を壊し、怪我に苦しんだ父親は、度会隆輝選手とお風呂に入った時には、手術の跡を見せていたそうです。
自らの経験を通して、息子たちには怪我に対する危機察知能力をも高めていったのでしょう。
度会隆輝選手は横浜高に進んで1年夏、2年春に甲子園出場し、3年生の時はコロナ禍で退会が中止になりましたが、プロ志望届を提出しています。
ところが、チームメイトは指名される中、隆輝選手の名前は呼ばれることなく、辛い経験をしています。
そんな中、父の言葉は度会隆輝選手にとって、一筋の光となったことでしょう。
「すごく悔しかったと思う。でもまだ高校生だから先がある。『おまえならできるから。下を向いてる暇はないぞ』と前向きな言葉をかけたのを覚えています」
出典:zakzak
プロとして活躍してきた父の言葉には重みがありますし、その言葉に励まされて、諦める事なく、努力を続けた結果、2023年のドラフトの1位指名。
家族がテレビで見せたあの笑顔は、この数年間の想いがすべて詰まった笑顔だったのです。
#DeNA 1位
ENEOS・度会隆輝外野手家族仲良しフォトセッション📸
お父さんもうれしそう😂#ドラフト会議2023#FullCount10th pic.twitter.com/GLXDlSgTbA
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) October 26, 2023
それにしても、こちらまでもらい泣きしちゃいますね。
横浜DeNAベイスターズが交渉権獲得
ENEOS 度会隆輝選手⚾️ドラフト指名時の表情の推移
最後は歓喜の涙。#度会隆起 #ドラフト会議 #ドラフト会議2023 pic.twitter.com/cXvHqlVT8c— 野球好きなカモシカ🦌 (@okmsk1234) October 26, 2023
なお、父親はいつだって隆輝選手が不安にならないように、「お前なら大丈夫、隆輝なら大丈夫、隆輝なら大丈夫だよ」と言ってくれ、どんな時も背中を押してくれる存在なのだそうです。
度会隆輝選手の母親も凄い!
度会隆輝選手の母親はとても明るい人柄で、ドラフトの時のテレビでも、弾ける笑顔がとても素敵でした。
そして何がすごいって、母親の祥子さんは、遠征が多かった父親の代わりに、練習に付き合っていたそうです。
中学2年生の時車で2時間かけて練習場に送迎し、母親がバッティングケージを手作りす、さらに自宅練習のトスを上げてくれたのも母だったとのこと。
ちなみに、超スパルタだったそうですが、母親に野球経験はありません。
それにしても凄いですよね。
度会母専属コーチから野球を習いたいという入門希望者が相次ぎそうなエピソードですね。
兄はの基輝も野球選手
度会隆輝選手には3歳上の兄、基輝(もとき)さんがいます。
度会隆輝の兄 プロフィール
名前:度会 基輝(わたらい もとき)
生年月日:1999年6月13日
身長/体重:175cm/77kg
職業:野球選手(社会人野球)
所属:JPアセット証券
投打:右投左打
ポジション:内野手
兄の度会基輝さんは、甲子園常連校である拓殖大学紅陵高校の硬式野球部出身です。
高校時代は、甲子園を目指して寮生活をしながら厳しい練習に励み、最終学年では主将に就任しています。
高校通算30本塁打を記録し、高校を卒業後は、父親と同じ中央学院大に進学しています。
大学2年の春からはレギュラーとして活躍し、2年3年と千葉県大学リーグの首位打者を獲得しています。
大学を卒業後は、社会人野球のJPアセット証券でプレーする野球選手として活躍しています。
「弟の活躍に対する悔しさは一切なく、2人揃って活躍するのが一番の目標。お互い高め合いながら頑張ってきました」
numberウェブ
いいお兄さんですね。
運動神経の良さと人柄の良さは、両親からひきついだ素晴らしい遺伝子なのではないでしょうか。
まとめ:【2023年ドラフト】度会隆輝選手の父・母・兄が凄い!野球一家で家族エピソードについてご紹介
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今回は、2023年のドラフトで注目されている度会隆輝選手の家族についてご紹介しました。
ではまとめです。
・父親は、元プロ野球選手で、現在も野球界に貢献している度会博文内野手。
・母親は野球経験はないものの、遠征で不在の父親に変わり、子供の頃から練習に付き合いスパルタだった。
・兄の度会基輝さんは、社会人野球でプロとして活躍している。
度会隆輝選手が1位指名を受けた功績は、家族一丸となって一緒に戦ってきた結果でしょう。
父の背中を追い、そして越し、さらに大きく成長していく度会隆輝選手のプロ入りしてからが楽しみですね!
家族の情報については、これからも追記していきたいと思います。
プロフィール
名前:度会隆輝選手
生年月日2002年10月04日
出身地:千葉県
出身校:下貝塚中(佐倉リトルシニア) – 横浜高
所属根岸製油所 製油技術グループ
ポジション:外野
手投:打右/左
3歳の頃から野球を始め、下貝塚中では佐倉シニアに所属。3年時にジャイアンツカップを優勝し、侍ジャパンU―15代表に選出された。横浜では二塁手で、18年夏、19年春の甲子園に出場。ENEOSでは主に外野を守り、22年都市対抗で橋戸賞(MVP)を獲得